2007年09月15日

月に願いを

さて、一日遅れで、ロケット打ち上げ成功の祝福をw

月探査衛星かぐや、でしたか?個人的には「セレーネ」の方がカッコイイと思いますが、日本の衛星ですし、かぐやのほうが適切かもねw

41万人のメッセージを込めたかぐや。
その成功を祈っています。

さて、月に願いをとこれまたネタ以外のものを書きますが、鮮度の関係上許してなw

では、本題。

この「かぐや」は月の起源と進化の解明のためのデータを取得すると共に、月周回軌道への投入や軌道姿勢制御技術の実証を行うことで打ち上げられました衛星です。
もちろん、取得されたデータは将来の月利用の可能性を調査するためにも使用するわけですがw
そういえば、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査として、各国からも注目されています。
(米国や、インド、中国、欧州と月探査を計画してる中で先陣をきったのが、我が国の「かぐや」)

先にも書きましたが、「かぐや」の主目的は主に二つ。
月の起源と進化を解明

将来の月の利用のためのさまざまな観測


これまでの探査計画でも月に関する多くの知識を得てきてるけど、月の起源と進化に関しては依然として深い謎のままですね〜、コレが。
んでもって、「かぐや」が送り込まれたワケです。

「かぐや」は月表面の元素組成、鉱物組成、地形、表面付近の地下構造、磁気異常、重力場の観測を全域にわたって行うために15種類のセンサーを搭載してます。
これらの観測によって、総合的に月の起源・進化の解明に迫るわけです。
同時に周回衛星に搭載された観測機器で、プラズマ、電磁場、高エネルギー粒子など月周辺の環境計測を行います。これら計測データは、科学的に高い価値を持つと同時に、将来月の利用の可能性を調査するためにも重要な情報となるわけです。

私は、極度のガノタ(ガンダムオタク)で、ガンダムに憧れていますw
もちろん、世界観だってあの通り(個人的にはU.C.0099がいいかな?)が良いのですよw
何がいいたいのかって?すなわち、
彼女と一緒に月移民したいの!


この計画が、月移民までの偉大な一歩になるように祈ってますw

さて、話は脱線しましたが、私の話はここからが本題と言えるかもしれません。

皆さん、中国や、ロシア、欧州、アメリカ等のロケットと我が国のロケット(すなわち、H2A)。
どっちが素晴らしいモノか答えて下さいと言われたらどう答えます?
やはり、外国?それともH2A?

因みに、私だったらずばりこう答えます。
「似たり寄ったり。」


なぜ、似たり寄ったりなのか?
理由はいくつかあります。
まず、JAXAは激弱の組織です。ぶっちゃけ、国際的な競争力は下から数えた方が早いんじゃないでしょうか?
「これだから日本の技術はダメなんだ・・・」と思った方。それは早とちり。
技術力はある方でしょう。
H2Aは、改良費込みで約4000億円。これは欧州のアリアン5の開発費の約40%の額ですが、性能的(静止トランスアルファ軌道への投入能力)にはまぁ、同等です。
若干ペイロードが劣るぐらいですね、ですが、安くあがってるんで文句は言えたモノではないでしょう。
衛星だって、そう劣ったモノはありません。
ですが、予算は違います。ぶっちゃけ桁外れに少ない。

桁外れとは言い過ぎかもしれないけど、実際JAXAの予算規模(1,800億円)はNASAの十分の一、ESAの三分の一しかない。
(NASAは約1兆7,000億円+同額の軍事予算支援、ESAは約3,500億円。まぁ、NASAは化け物並みの卑怯さなので比べなくてもいいかも知れないが・・。なお、インドの宇宙研究所が約1000億円の予算を持ってるので経済規模に見合った額を持っているかと言われると微妙である。)

また、日本の場合はもう1個、ハンデを背負っています。
それは、軍事の技術がフィードバックされない。

海外、特に軍事に力を入れている国家は弾道弾のデータをロケットに転化できます。
すなわち、軍事で養った技術を宇宙開発に生かして、宇宙開発によって出てきた技術を軍事に返す。
この循環を創ることができます。その為、(そうホイホイと打ち上げられるモノではないけれど)年間何十本と打ち上げてデータを取ってるのと同じ、なわけです。

ですが、日本ではそんなことは出来ません。第一、弾道弾を持ってないし。しかも内外を問わず基地外が五月蠅い。(※1)

すなわち、純粋に技術で追いつかないといけないわけです。
それで成功率91%超は優秀だと私は思います。
余談だが、日本の成功率は意外と高く91.2%である。この数字は世界第五位である。なお中国は四位の91.4%、意外なことにアメリカは三位の93%、二位は欧州で94%。
一位はロシア96%。因みに、ロシアの打ち上げ本数は他国より一桁多い。

予算が少ないわりに結構頑張ってる組織がJAXAと言えるでしょう。(※2)
ですが、ソレは言い訳に成りません。
他国に引き離される前に是非とも予算の増額を、というか予算の適切な配分を、と願うばかりです。



※1
なので、弾道弾に必須と言える耐熱タイルの技術が日本では遅れ気味だった。
軍事技術と民間技術は大差がないのが常だが、耐熱タイルはおもいっきし弾道ミサイルになるからである。

※2
だが、逆に
「JAXAは予算だけが美味しい、技術は無視してよい組織」
と言う方もいる。
まぁ、百歩譲って技術がないのは頷こう。
H2Aは三菱重工の製造なのだから。
M−Xも石川島播磨の航空部門が請け負ってたハズだし。
ESAみたいに配下の組織が製造していないのだから。まぁ、アメリカのデルタはボーイングの製造だけどね。
だが、予算は先に示したとおりだ。
私には理解できないが、そういった見方・意見があると云うことで一つ。

ここでM−Xについて。
M−Xは若干カスタムメイド気味のところがあるけれど「高精度な打ち上げが可能で量産可能な固体燃料ロケット」と考えてもよい。
なので、アメリカから「固体燃料ロケットの技術開発のために」という名目で、伸張ノズル、ロケットモーター本体、誘導装置などのM-Vロケットの特徴的な設計や技術の提供を打診されたことがある
なお、ペイロードだけで言えばアメリカのアトラスが上である。
posted by ドゥエム伯 at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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